« 【報告】第2回甘味オフ(三島甘藷スイーツオフ) | トップページ | ワインを・は・じ・め・よ・う! »

親父逝く

Img_0196親しい皆様におかれましては、ご会葬有り難うございました。

去る3月24日午前2時10分。マレーシア国サバ州コタキナバル市内の病院で親父の死が確認されました。

東南アジア最高峰と言われる標高4,095.2mとはいうものの、富士山並みに登りやすいという山に23日にトライした晩、ホテルの浴室で帰らぬ人となりました。

この祭壇は山が好きで、ともすれば毎週のように富士山に登ってしまうような人だった親父のためにあつらえた富士山をかたどった花の祭壇。

葬儀に至るまでの詳細はTwitterに書き込んだけど、記録のために以下に再録する。
まぁ、どちらが長く記録できているか解らないけど。


24日早朝、おふくろにたたき起こされた。親父の死を告げる受話器を持って呆然とするおふくろに。
その日の内に外務省経由静岡中部旅券センターに行き、家族の緊急パスポートの手配。
緊急発行する場合は、5年パスポートしか出せないそう。

25日昼過ぎの直行便で一路マレーシアのコタキナバルへ。
旅行社、ジスコ・ボルネオ旅行社の緊急手配だけあって、ビジネスクラスでの移動。
こんな場合じゃなければ本当に嬉しいんだけど、とても快適な旅。
その日の夕方、コタキナバル市内の葬祭センター福禄寿記念館で父との再会。
東南アジア風の死に化粧がなんとも明るい化粧で悲しさも微妙。

明けて26日、マレーシアの保険局の役人が遺体の荷造りの立ち会いに来ると言っていたにもかかわらず、1時間の遅刻。さすが南国の役人。
同日9時に検死をしてくれた医師の話を聞くことになっていたので、遅刻役人を待つことができずに、ボルネオ島での親父の亡骸とのお別れはお流れに。
多忙そうな医師の英悟での説明をジスコボルネオ旅行社社長の通訳で聞き、結果的に親父はホテルのバスタブで意識を失い、苦しむことなく溺死したとの見解。
登山後の疲れで、同じ部屋に泊まっていた友人たちにも親父の急変を察知することができなかったことは、彼らにとっても大きな傷となっているだろう事は想像に容易い。
同日、病院からそのまま昼の便で成田へ。
成田で日本の霊柩運搬会社「エアハースインターナショナル」が検疫後、遺体の再処理、死に化粧のし直し、着替え、日本風の棺への入れ替えなどを行い、成田を出たのは既に夜11時頃。
自宅に戻ったのは、翌日1時過ぎ。家の客間に親父を安置し、そのまま線香を立てつつ就寝。

27日。日曜日の友引を挟んでしまうので、土日は動けず。
朝から葬儀会社との打ち合わせと隣近所、親類などの弔問に応える一日。

28日友引。少ないと思われていた弔問客も初日ほどではないものの入れ替わり立ち替わりでほぼ終日。
空いた時間で親父の携帯電話のメモリを上から順番に電話。
おふくろの知らない女性名まで読み上げておふくろがさらにへこむ。
だってしょうがないじゃないか、訊くまで解らないんだから。

29日。通夜の日。午前中からさらに親父の携帯のメモリから電話をかけまくり、終了。
午後は親父の出演ビデオの編集。
通夜のために用意するも、通夜では上映ならず。小さな画面で断念。
通夜経のあとはお泊まりして、夜中にも目が覚めると線香を上げに行く。
20分程度しか燃えていないので行くたびに消えている。さすがにそんなに都合よく起きることはできない。
おふくろはハルシオンを飲んで寝ている。泊まってる意味ないじゃん。

30日。葬儀告別式。
初七日経まで読み上げていただき、火葬へ。精進落としのあと、収骨。
75歳のじいさまのくせにやたら骨がある。骨壺一杯までぴったりに納まる。
さすが段取り好きの親父らしい。喉仏様も姿が欠けることなく綺麗に手を合わせている。
実は収骨室でこの骨の写真も撮ってあるけど、まぁ、他人に見せるものでもない。
納骨。菩提寺の墓に自身の母にかわり家と墓を守るために入り口正面を任される。
親父ならそこでも、きっと誰よりもその仕事を一所懸命にやってくれるだろう。合掌。

|

« 【報告】第2回甘味オフ(三島甘藷スイーツオフ) | トップページ | ワインを・は・じ・め・よ・う! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

怒濤のような1週間でしたね。
お疲れさまでした。

少しは休めたのかな。
まだ法要が続くと思うので
1年間は大変ですけど
お身体に気をつけて。

投稿: あねごです | 2010年4月 4日 11時31分

さすが猫丸師匠のお父上!
最後に海外旅行をプレゼントしてくれるとは・・・
なんて、言ってはいけませんな・・すみませんsad

もちろん、猫丸師匠は奥様がヘコまないように
みんな、ニックネーム登録しといてくださいsmile
お母様がお薬飲んだのは、きっとお父上と共に
ゆっくり寝たかったんですよ。

女はこういう時のために、子を産んで
おくのかも・・・ですな。


まだ、ご家族や関係の方へのフォローがあって、
一息つくのは先かと思いますが、落ち着いたら
お父上とゆっくり語り合ってください。

投稿: 大阪商人 | 2010年4月 4日 22時31分

あはは、猫丸は親父と違って最初から信用がないので「女には連絡しなくて良いから」ときっぱり言われてしまうに違いない。

海外旅行のプレゼントも往復ビジネスクラスなんてこれから先もあるかどうか。

それにしても一泊二日で観光らしい時間なんてもちろん無かったけど、医者の帰りから飛行機の時間まで1時間ほどあったので、親父が登ったキナバル山を一目見たいと海岸沿いまで行ってもらったけど、曇って見えなかった。

帰りに市内の古いホテルのカフェでコーヒーを飲んだけど、観光気分じゃなかったのでなんてホテルか忘れたし。
由緒ある古いホテルだったんですけどね。

平均気温で30度近い常夏の国。シパダン島などの名物スポットをもつボルネオ島。
必ずリベンジに訪れます。
うん、たぶん、エコノミーでですけど。

投稿: 猫丸 | 2010年4月 5日 00時19分

ほんとうにお疲れさまでした。
美しい富士山のしつらえのお花と祭壇で、きっとお父さまも喜んでおられたと思います。

私も父が逝って、もうすぐ3年になります。猫丸さんの一連の喪の仕事の様子をうかがって胸に迫るものがありました。
末期のときはかなりやせ細っていた父も、骨に関しては、猫丸さんのお父さまの骨と同じように、丈夫で、壺にみっちりと収まったのを思い出しました。

突然のことで、お母さまの心痛、お察しします。猫丸さん自身はもちろんですが、お母さまのことも、どうかお気持ち、少しでも癒されますようにフォロウしてさしあげてくださいね。

ご冥福をお祈りいたします。

投稿: 果実 | 2010年4月 6日 09時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2553/47991986

この記事へのトラックバック一覧です: 親父逝く:

« 【報告】第2回甘味オフ(三島甘藷スイーツオフ) | トップページ | ワインを・は・じ・め・よ・う! »