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わからずやばぁさん

母がかなり「意固地」になっていると感じることが増えてきた。人によっては母であり、父である場合もあるかと思うけど、「年寄り」と忌憚無く話してみると多かれ少なかれ、60才前後から、こういう症状が出てくるようだ。

明日は我が身なので気をつけたいが、半分足をつっこんでいるような気がする。

ウェブログがどうのとか言ってる間にその症状が進とは思えないが、自戒の念を込めて記しておく。

今日は夕食後、「アメリカナイズされてることは良いばっかりじゃない」とか言い出した。
まぁ、いいばっかりじゃないのは確かだけど、何を今さら。彼女なりに、今さらながらに気が付くことが多いようだ。
「家族手当をカットするのはアメリカナイズされた悪い考え方だ。家族という物をないがしろにしすぎている。」
う〜ん、確かに「所帯を持つ」責任感がないまま「できちゃったから」「いっしょにいたいから」と結婚してしまうのは、いかがな物か、と言われればある程度納得もするのだが(話し合って猫丸の方から確認したことで解ったんだけど)いきなりそんなことを言われたら「独身の時も結婚してからも同じ働きしかしない奴になぜ家族が出来たからって余分に払わなくちゃいけないか」と思うのが、今では「普通」ではないだろうか?

所帯を持てるほどの収入が保証されて、社会的に認められた人の所に見合い話が来て、結婚に至るのが古くからの当たり前の考え方で、これはアメリカも日本もないような気もする。
しかし、結婚したから、増収を保証するというのはどう考えてもおかしいと思うが、いかがだろう。

更に話し合うと「チョンガーの小僧っ子は薄給でこき使って結婚したら保証する」という考え方があったからだと言うことのようだ。猫丸としては、この考え方の方に目から鱗の発見を見た。要するに、結婚する前までの給与は本来の働きぶりに対する報酬よりもいくらか間引いた金額になっているという理論である。

「結婚してやっと一人前」というのは、確かに古い考え方だ。それを見越してそういう給与体系というのも、解らないじゃない。でも、今そんな会社はほとんど無いと思う。これが「アメリカナイズ」なのか?
まぁ、百歩譲ってアメリカさんの考えそうなこととして、だ。初任給から昇給もふまえて就職先を定めているのに、間引かれた給与を提示されても困るだろうし、その昔は「所帯を持つ覚悟」が出来ていない庶民が自由恋愛して結婚して子供が出来ると食っていけなくなるから仕方なしに「口減らし」をしたって事、「古き良き日本の慣習」で済ませることなのか?
今なら、幼児虐待と殺人で、立派な犯罪者だよ。

どの時代の何を「古き良き」として、何が「悪しきアメリカ」なのか、彼女の中に定義がない。

だいたい「日本vsアメリカ」なんて構図を暮らしぶりの中で考えること自体、既にナンセンスじゃないか?国境は今や単なる経済境界線でしかなく、考え方の基本はグローバルスタンダードっていうのが「普通」だよねぇ。確かにそのグローバルスタンダードをアメリカがコントロールしようとしているのは認めるけど、それをどうこうというのも、ちっちゃい。
日本の文化がグローバルスタンダードになるものも当然あるだろうと思う。そういういい部分は、きちんと残ってゆくと思うから、いちいち「アメリカ」に反発するこたぁない。

もしかしたら、彼女の中で、子供の頃は「これからは自由だ」と優しく国民を解放してくれた親であるアメリカが「いつまでも子供じゃないんだから」と言い出したので「けっ、今までだってうまくやってらぁ」と反抗期に入っているのかも知れない。

どうも切り口がステロタイプなんだな。しかもまっすぐじゃないから、解りにくい。とても屈折した単独切り口。出来るだけ縦横に切り直して全体を把握することが出来ない。元からの切り口がまっすぐじゃないんだから、縦でも横でも似たような切り口になってしまうというのは、戦中派の欠点なのかも知れない。ねじまげた教育の時代だものね。

初等教育というのは、かように大切なことだと今日は締めくくっておこう。きっと彼女は、また猫丸の訳のわからない講釈の被害者になった気になるだろう。決していぢめてるわけじゃないんだけどなぁ。

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