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2002年11月13日晴れ

先日三島の町中を一人で歩いていると、前から歩いてくる親子連れ。そうだな、40才前後の母親と、幼稚園ぐらいの女の子、幼稚園も行っていないんじゃないかという女の子の3人連れが歩いてくる。
服装はといえば、「こぎれい」どころか、父兄会か何かの帰りじゃないかと思うほどきちんとした恰好(もちろん、猫丸は父兄会だろうと運動会だろうとアロハですけど)。

お母さんが、なにやら地面に落ちていた物を拾った!
前述のような服装をしているのに、道路に落ちている百円玉を拾ってしまうなんて、なんて根性の座ったおかぁさん。生活に困っていそうなわけじゃないのに・・・。と、勝手に思って少し注目していた猫丸。

数メートル行くと、またおかぁさんが何か拾った。

まてよぉ、そんな数メートルおきに100円玉が落ちているわけはない。もしかして、めちゃくちゃラッキーな星の元に生まれた人?神のご加護を受けてらっしゃるとか?

すれ違いざま、というか、今度は猫丸の1メートル手前くらいで、また腰を折るおかぁさん。
手先を見るとそこには、たばこの吸い殻が。

そう、このおかぁさんは、歩道に落ちているたばこの吸い殻を拾いながら歩いていたのだ。左手には、ビニール袋が握られていて、それに拾った吸い殻を入れている。

猫丸は、少なからず感動した。猫丸も思いっきりたばこを吸う方だが、決して道路に吸い殻を投げ捨てる人ではない。しかし、喫煙家であることは変わりないし、たまにはまだ条例で禁止されていないからと、歩きたばこもしないわけではない。
(そういっては何だが、銜えたままか、手に持つ時は、手のひらの中に火がついた先端が入るように持っているけどね)

道に落ちている吸い殻は、歩きたばこの後、投げ捨てられた物だろう。けっしてこのおかぁさんが、 帰り道が解らなくならないように、ちぎりながらおいていった物ではない。

たばこを吸う者として、人の物も自分の物もない、こうしてたばこを吸わないおかぁさんですら、街のために出来るホンの小さな事をやっているのだ。たばこの吸い殻を見たら、とにかく拾う癖を身につけることが出来るかどうか。がんばってみたいと思う。

もちろん、街を歩くチャンスはそう多くないので、癖に出来るかどうか。

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